BADLAND
某ファミ通さんが特集で「有名人の選ぶゲームトップ３」という記事を拝見し、様々なアイドルやミュージシャンなどがMH4だったり、踏み込んだところでDQ10だったり、まぁそんなもんよね～と眺めてたら、ミンゴスこと今井麻美さんや、中村悠一さんが「家庭用・アプリゲーの中でもコア層向け」を推し、うえかな事植田佳奈さんが「廃ACゲー」を推している特集となっていて流石、格が違うと再度思いました まる
...で終わるわけがなく、そのお三方のあげた中で、やったことのなかったアプリゲー「BADLAND」をプレイしてみました。無料だと思ったら、DAY1*1は無料でDAY2*2は購入、といった形だったのでとりあえずDAY1だけ全部クリアしてきました。実績のような何かは埋めてません。とりあえずプレイだけ。なので簡単にレビューでも。
とりあえずこのゲームをまとめる上で、ジャンルってなんだろう？と思って調べたら「3Dアクションゲーム」となっていました。が、私が3Dアクションと聞いて思い浮かべるのは、DMCや三国無双、もうすぐ発売のDoD辺りを思い浮かべます。が、このBADLANDはそうではなく、横スクロールゲーです。なのでどちらかというと、ドンキーコングを思い浮かべていただけるととてもわかりやすい。もっと踏み込んでいうと、ドンキーコングリターンズをやった方はわかると思うが、そのゲーム中にでてくる、ロケットステージ(ボタンを押すとロケットが上昇、離すと下降。この微妙なボタン捌きで障害物を避けていくステージ)を思い浮かべていただきたい。まさにアレである。ボタン捌きがタップ捌きになったと思っただけである。
- 操作性
上記であげた通り、タップすると主人公(のような黒いマリモ)が上昇、離せば下降する。
操作としてはただそれだけで、他になにか特殊なコマンドがあったりとかは全くない。ただタップするだけで障害物を避けてゴールするのだ。特に誤作動があったとかそういったことは感じられなかった。機種によっては多少ラグだとかがあるかもしれないが、それに関してはちゃんと対応機種なのかどうか？確認してから文句を言おう*3。
- ストーリー
よくわからない。というか、ストーリーらしい事柄-テキストが流れたりムービーがあったり-といったことは全くなく、とりあえずこの主人公をゴールに導く、くらいしかプレイヤーは把握できない。バックグラウンドから推測することはできるだろうけど、あくまでそれは推測の域、だから正確なストーリー、背景は全くもって謎である。なのでその辺を気にしてプレーする人にはおすすめできない。
- ゲーム性&難易度
肝心のゲーム性だ。私はアナログデジタル限らずいろいろなゲームに触れてきて、そこで幾度も感じて、そして言われてきたことが一つある。「シンプルなゲームほど難しい」。まさにこの言葉がふさわしいゲームだろう。
先ほども話したが操作はとても簡単、やることもシンプルだ。しかしゴールまでの障害物の配置のいやらしさ、突破できるかできないかのギリギリのタイミング。何度も泣かされました。また、ゲーム中様々なアイテムがあり、主人公が大きくなったり小さくなったり、加速したり、時間がゆっくりになったりと様々なアイテムがある。主人公の仲間を増やすアイテムもあり、時には仲間の犠牲を払い突破したりする謎解き、とまではいかないが頭を使うステージもある。ちょっと考えるために立ち止まりたくても、後ろから迫ってくる壁に急かされ何度も失敗。しかし失敗に失敗を重ね、クリアしたときの達成感は凄まじい。
上記にあげた通り、シンプルなゲームではある。しかしシンプルだからといって侮るなかれ。実際に私もクリアが精一杯で、実績のような課題(ノーミスクリア、仲間○人引き連れてクリア等)はほとんど達成していません。正直、達成する余裕がなかった...。無料ではありますが、ほんと遊べるゲームだ。
- 総評
私はとてもいいゲームだと思う。難易度も、ごちゃごちゃしてないデザインも、どれも私が最もゲームに心躍らせていたSFC時代のような雰囲気に感じた。
ただ一つ、気になったのが背景の暗さ、か。DAY1と区分されているように、ステージは朝、昼、夕方、夜といった感じに分かれている*4。夜のステージだと、主人公が黒なので背景と同化して見えにくい！と感じたこともしばしば。道中手に入るアイテムで、身体が小さくなるアイテムをとった日にゃ小さくて見えにくいわ黒で保護色だわもう悲惨である。その点だけ気になったところだ。あとは特にケチつけることない、いいアプリゲーだと感じた。
DAY1は無料なので、是非遊んでもらいたい。なにより、無料ではあるけどやりこもうと思うとかなり遊べるのが好感持てるな？
